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〜不安を払拭、初めての転職に挑もう〜

仕事関連の知識

私も含めて初めての転職に挑もうとするあなたにとって、

分かりやすく転職事業についてお伝えします。

新型コロナで転職市場が混乱?

新柄コロナウイルス感染拡大の影響で転職市場にも大きな影響を与えました。

旅行関連・航空・宿泊施設・飲食業界等、様々な業界で採用活動停止。

今年から少しずつ採用活動の再開が進んでいるみたいです。

質問です、転職活動に対してどのようなイメージを持っていますか?

世間的な印象から、現在の社会情勢と照らし合わせて、その必要性を紐解いていきます。

転職に対する世間的イメージと社会情勢的に転職が必要な理由、

それに備えるために必要なスキルについて説明します。

転職活動を何回した事がある?

現在の転職に関するイメージ調査を各大手転職サイトさんが色々といてるので、

そちらをいくつか参考にさせてもらいました。

※ゼネラルリサーチ調べ

世の中的には1~2回はした事があるという方が多いです。

自分の転職についてはどう思っている?

※転職ならdoda(デューダ)

自信の方が大きい方は16.6%程度で認識としては、少ないですね。

不安の方が大きいって方が、55.5%と多いですね。

次は転職経験の有無を見てみましょう。

78%とこれは意外な数字です!!

ここまで大手各社の転職に関する調査をお知らせしてきました。

では、なぜこのような動きになってきているのかを社会情勢から深堀していきます。

企業寿命30年説ってほんと?

あなたは企業の寿命と言われてピンと来ますか?

恐らく、大半の人が自分のいる会社が明日も何事もないかのように続いて行くと

思っている人が多いかと思います。

その考えは甘いです!!

企業の寿命には諸説あります。

最も有名なのは1983年に『日経ビジネス』が発表した「会社の寿命30年説」です。

その内容を現在と比べて詳しく嚙み砕いて行きます。

2021年に倒産した企業の平均寿命は23.8年(前年23.3年)で、

3年ぶりに前年を上回った。

産業別では、最長は製造業の36.3年(前年33.4年)、最短は金融・保険業(同22.0年)

情報通信業(同14.9年)の15.7年で、その差は20.6年だった。

全倒産に占める構成比は、業歴30年以上の“老舗”企業が33.8%(前年32.5%)と、

前年から1.3ポイント上昇した。

一方、同10年未満の“新興”企業は26.5%(同27.4%)で前年より0.9ポイントダウンし

差は7.3ポイント(同5.1ポイント)に拡大した。

地区別では、“老舗”企業の構成比は四国が53.9%(同48.1%)で8年連続トップ、

都道府県別では高知県が64.7%(同25.8%)で、初めてトップになった。

老舗企業は代表者の高齢化に加え事業承継や後継者育成が遅れた企業が少なくない。

一方、 新興企業は代表者が若く資産背景が脆弱でも柔軟な経営を打ち出しやすい。

新興企業の倒産構成比が5年ぶりダウンの背景には、こうした事情のほか、

コロナ禍の各種支援策が老舗企業より効果的だったこともあるとみられる。

※東京商工リサーチ

これを見ると結構な不況が続いてるのがみて取れますね。

10年間に生まれてくる企業と廃業して行く企業の数はご存知でしょうか?

過去10年の創業数は約20万社と言われています。

その内の廃業した企業数は約9万社。

10年以内に約半分がいなくなっている計算です

とはいえ、廃業数には既存の起業も含まれるので、

過去10年に創業された企業数がそのまま9万社減るという計算ではありません。

じゃあ、実際に企業の平均寿命はいくつになるの?

平均寿命は、約35年

30年説は当たりでもなくハズレでもなくって感じですね。

あっ!!ちょっと待った!!

思ったよりも長いと思ったあなたは、大事なことを見落としています。

それは企業が業績回復のために、

あらゆる施策を行うことを視野に入れていないからです。

業績悪化して利益が出ていない時期がずっと続いているから倒産することになるのです。

つまり、経営改善を図るために給料カット、

人員削減などが先に施策として行われるということです。

かろうじて企業は存続していたとしても、

あなたがその会社に居られる保証はありません。

こんな世の中なのに、あなたは何も備えずにいられますか?

小規模事業者は更に厳しい。

実際に社会的には小規模事業者が5年事業が続くと非常に有望であると言われます。

個人事業主はもっと短く1年~2年で事業継続が

難しくなってしまう人が大半みたいです。

飲食・アパレル業を中心とした店舗型ビジネスでは小規模事業者の方は、

コロナの影響をもろに受け、非常に厳しい状況を迎えています。

つまり、出来たばかりの企業や個人レベルで拡大した店舗型ビジネス、

いわゆる労働集約型のビジネスに当てはまるものは非常に厳しいと言わざるを得ません。

働く人の多くの仕事が労働集約型のビジネスモデルです。

ここまでは企業の寿命の話をしてきましたが、

もう一つ意識しなくてはいけないことがあります。

それは人間の寿命です。

現代では人生100年時代と言われています。

労働寿命の長寿化!!

私はそんなに長生きしたくない!!70年生きれば良いと思ってます(笑)

しかし、現実問題として生きて行くためにはお金が必要になります。

それも長く生きれば、生きるほど必要な費用は増えて行きます。

そして現在の日本の平均寿命は約85歳です。

今後は、医療の発達や食生活によって、確実に85歳の平均寿命より長生きします。

今回は約85歳まで生きるとして、人間は何歳まで働かなくてはならないのかを

簡単にシミュレーションして行きます。

現在の20~40代までは年金を払っても、

支払った額より少なくしか受給出来ないと言われています。

仮に65歳で退職し、85歳まで生きるとすると、月15万で生活したとして

老後20年の資金として3600万必要になります。

今までの定年世代は年金でこの必要経費の大半を賄えていましたが、

現在の20代~40代は自力で集めておかなくてはいけません。

そのため75歳まで働き、老後を10年にすることで

老後資金を1800万とするのが賢明です。

このように年金制度の崩壊と人間の長寿命化によって生活にゆとりを持たすには

70~75歳まで働き働けない間の老後資金の金額を小さくしなくてはならないのです。

つまり、20歳から働いて70歳までの50年間は最低でも働かなくてはいけない

時代ということになります。

とはいえ、逃げることは出来ないので備える必要があります。

転職に必要なスキルは?

ここまでの話でもうお気付きだと思いますが50年の間に企業寿命と労働寿命の

2つを見ても最低でも一生に2~3社は経験することになります。

つまり、会社を渡り歩いても仕事が出来るようなスキルが必要となるわけです。

ズバリ業種や職種に関わらず通用する、持ち出し可能な能力ポータブルスキルです。

ポータブルスキルの例論理的思考力

  • コミュニケーション能力
  • 問題解決力
  • 交渉力
  • 戦略的学習能力

ポータブルスキルとは、どんな企業・どんな職場でも通用するスキルの事です。

転職でポータブルスキルを磨け

ポータブルスキルは明確に測る基準がなく、実際に様々な環境を経験することによって

身に付くスキルとなります。

ポータブルスキルを磨くことを目的に転職をするという人が非常に増えています。

転職活動で職務経歴書などの書類やポートフォリオを準備したり、

面接対策で自分について話すことでプレゼン能力も身に付くため、

自分の能力や市場価値向上のために利用する人もいます。

会社に依存しないスキルが重要ですね。

ポータブルスキルについては、今後詳しい内容の記事を出しますね。

転職を利用し、理想のキャリアプラン

社会情勢や転職に関する一般認知のお話をしてきました。

これからは自身の人生50年を生き抜く

キャリアプランについて軽くお話をして行きます。

本記事の結論とこれからの準備についてのまとめになります。

転職はゴールではない。

結論として転職活動はゴールではないことを知っておいて欲しいと思います。

仮に転職をゴールにしてしまうと、今の先の見えない時代では大企業に入ったとしても、

その会社がつぶれてしまうなんてこともよくある話です。

書籍・本

出典:転職2.0

「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、

これまでの経歴に関係なく誰もが

〝我慢しない自由な働き方″を手にする事ができる書籍の内容本です。

出典:シン・サラリーマン

600ページを超える分厚い一冊ですが、

読みさすさもあってあっという間に読めてしまうので、

是非読んでみてください。

出典: 科学的な適職

海外論文を60本以上引用し、

幸福度が最大化される”適職”を科学的根拠に基づいた方法で

見つける術を紹介してくれる一冊です。

現職にモヤモヤしている人、就職・転職を控えている人、

仕事における幸福度を高めたい人は読んで下さい。

出典:転職の思考法

転職の鉄板本と言われる一冊です。

いつでも転職できる状態の人を1人でも増やし、人材の流動性が高まれば、

日本の社会が変わるという著者のメッセージも込められており、

働く全ての人の参考になる本だと思います。

会社が潰れても生きていける大人と、 生きていけない大人の2種類がいるとしたら、

 両者をわけるのは何か?

 それは、上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか。

タイトルにもあるように「このまま今の会社にいてもいいのか?」

と思ったら読んでみると良い一冊です。

ほかの本と合わせて読むとより深く理解できると思います。

出典:LIFE SHIFT

人生70年なら、一生涯は61万3200時間だが、

人生が100年なら、一生涯は87万6000時間と

人生100年時代では、大学を卒業してから80歳まで、

少なくとも60年以上は働いていくことになります。

長期的に働く事が当たり前になっていく世界では

「会社に自分のキャリアを守ってもらう」のでなく

「自分で自分のキャリアを守っていくこと」が必要になってきます。

「一社にだけ雇われ、退職金や年金だけで余生を過ごす」

という今までのキャリア観から抜け出す為にも、読んでおくべき一冊だと思います。

まとめ

そのため、「どの企業にどうしても入りたいか?」というより

「その企業で何を身に付けたいか?」を考えることが最重要事項となります。

特に一つの才能がずば抜けているという人以外は、

色々なスキルを身に付けて総合力で勝負する方が

この先の時代生き抜ける可能性が高いです。

そのことを目標にキャリアプランを描いて行きましょう。

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