転職活動が成功に終わるかあるいは失敗に終わるか。
明暗を分けるのが転職の軸です。
転職はしたいけど、何から手を付けて良いのか?失敗自体が凄く怖いです•••
その気持ち物凄くよく分かります。
しかし、それは転職の軸と言う言葉を知らずになんとなくで
進めてしまった自身の愚かさが原因です。
そんな失敗をしないために今回の記事で徹底的に説明します。
以前の転職軸ガイドの記事が気になる方は下記リンクへ
転職を成功させたい!
あなたの叶えたいものは何ですか?
今回で「転職の軸とは何か?」
「転職する人はどんな事を考えて転職の軸を決定しているのか?」
「転職の成功とは何か?」について知ることが出来ます。
転職の成功とは?
あなたが思う転職の成功は何でしょうか?
成功は人によって無限に存在します。
ゴール設定をするのが転職の軸です。
転職で成功したいのであれば、根幹となる転職の軸の決定が必要となるのです。
以上が、転職の軸を決定する最大の理由となります。
転職の軸で叶える
転職の軸は転職の成功を叶えるとお伝えしましたが、一つ大きな問題に直面します。
今の現状の不満を持っているが、変えるべき方向性が分からない。
という問題ではないでしょうか?
しっかりと考えて欲しいことは、転職は自身の一番時間を使っている
環境を変える一つの手段であると言うことです。
人生の選択肢はもっと無限にあります。
例えば、給料を上げたいなどがあります。
これは転職で叶えることも出来ますが、副業や投資などでも叶えることが出来ます。
あくまで転職は「今の仕事の環境で転職をすることで叶えられることは何か?」
「 転職以外の解決があるのではないか?」は視野に入れておくべきです。
ここで今、一度自身の状況を整理してみて下さい。
あなたが今、転職という選択肢を考えている最大の理由は、
「今の会社でずっと働いて行くビジョンが見えない」からではないでしょうか?
つまり、今使っている時間が「惜しい」「もったいない」「苦しい」というのが、
主な理由なはずです。
転職の軸で意識すべき3つのこと
転職の軸を決められないのは、今の状況がしっかりと自認で来てない状態であるもので、
その「モヤモヤ感」が何か分かっていないことで起こっています。
つまり、自分の中にある「理想と現実のギャップ」を洗い出す必要があります。
そこで重要になるのは以下の3つです。
- 理想の将来像をイメージしてみる
- 現在のギャップを書き出してみる
- 改善の優先順位を付ける
以上の手順を踏んで転職で叶えられそうなものを挙げて行きます。
それぞれ簡単に説明します。
理想の将来像をイメージしてみる
あなたの理想とする人生像について考えて見て下さい。
鮮明に写真や動画のようにイメージ出来る様に想像しましょう。
イメージするポイントは10年後や年齢、気温、会話内容、家具の配置などまで
細かく想像してみましょう。
細かくイメージ出来れば出来るほど、そこまでのギャップを埋めやすくなります。
情景を思い浮かべることで必要な背景を洗い出して行く事が出来ます。
- 将来の幸せな姿を思い描こう
- 現在のギャップを書き出してみる
これらから現在の状況になるための労働環境に必要なものが分かります。
- 年収600万~1,000万前後は貰っている
- 休みがしっかり取れるだけの従業員数がいる
- 土日祝休みなので法人相手の仕事の可能性
ここから現在足りていないものを考えて行きましょう。
改善の優先順位を付けます。
副業は休みの時間が取られるので、市場価値を高めて本業に絞ろうという選択にします。
次は休みについてですが結婚後に達成できていればよいので優先しなくて良いものです。
このように何年後に達成すれば良いのかで優先順位を付けて行けば、
転職の軸は決まって行きます。
転職の軸になる3つの要素と具体例
転職の軸を考えるにあたって3つの要素が主に軸となることが多いので紹介します。
- 働き方による転職の軸
- 待遇面による転職の軸
- 職場環境による転職の軸
それぞれどういうものか例を挙げて説明行していきます。
働き方による転職の軸
働き方の転職の軸は自身の仕事への向き合い方で変わることが多い内容です。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 成長を感じる裁量のある仕事をしたい
- 専門的なスキルを極めてスペシャリストになりたい
- 新しい職種にチャレンジして知見を広げたい
- 海外で活躍できるキャリアを踏みたい
- ワークライフバランス重視で仕事をしたい
成長思考か安定思考かです。
待遇面による転職の軸
待遇面の転職の軸は組織のルールや枠組みを選ぶ方法となります。
具体的には以下のようなものが挙げられます。
- 似た仕事内容で給与アップをしたい
- 残業の時間を減らしてゆとりを生みたい
- 育児に合わせて時短勤務をしたい
- フルリモートの仕事に就きたい
- 育児休暇のある職場で働きたい
職場環境による転職の軸
環境による転職の軸は組織の商品や人間関係などの輪で選ぶ場合です。
- 社会貢献性の高い製品・サービスに関りたい
- 同世代の人たちと仕事をしたい
- 年齢関係なくチャレンジできる環境に行きたい
- スタートアップメンバーとして会社と一体となって働きたい
- 人間関係を広く持てる所で働きたい
転職の軸で防げる3つの重要ポイント
ここまでは転職の軸についての作り方とどんなものがあるかを説明してきました。
実際に転職の軸を決めることで防ぐことの出来る
3つの重要ポイントについて解説して行きます。
- 転職時代における目的意識の欠如
- 転職後のミスマッチの防止
- 面接における転職理由の一貫性
それぞれ見て行きましょう。
転職時代における目的意識の欠如
現在は転職が当たり前の時代となり「何回も転職することは間違いではない」
とお伝えしているのですが、何度も転職して行くうちに失われるものがあります。
人は慣れを感じると今まで大切にしていたことを忘れてしまう事が多いです。
転職を何回も行っていると条件だけを見て、
今の転職にどんな目的があるのかを忘れてしまいます。
転職の軸は1回、1回、今は何を求めて転職しているのかを見直すきっかけとなり、
自身のやるべきことを見失うことを防いでくれます。
当たり前に感じると大事なことは忘れがちです。
転職後のミスマッチの防止
転職の軸がないまま転職を進めてしまうことは想像で進めてしまう事に直結します。
この事が想像と現実のギャップによって失敗だったと感じてしまいます。
例をあげます。
- 裁量があると思って入ったら社長のワンマン経営で意見が全く通らなかった
- 自分のスキルが活かせると思って入ったら、全く別の物を求められた
- 残業が少ないと思って入ったら、一部の部署だけだった
これは転職の軸に沿った情報収集が出来ていないことによって起こります。
面接における転職理由の一貫性
転職の軸を決めていることで面接時に転職理由を聞かれた時にも
一貫性を持って即答できるようになります。
面接で聞かれる質問はどこの企業でも共通することが多いです。
転職の軸が絡んでくる質問例を紹介します。
- 今の会社から転職する理由は何ですか?
- うちの会社を選んだ理由を教えてください
- 10年後をどのように考えていますか?
このように転職理由やキャリアについて聞かれることがあります。
その時に自分の意思を一貫性を持って伝えるために転職の軸が役に立ちます。
転職での回答は一貫性が求められます。
転職の軸の軸で迷ったら?
転職の軸については分かってきたと思います。
もし、転職の軸で詰まってしまっているのであれば、
第三者に話を聞いてもらう事が非常に重要です。
自分で進めることが困難になった場合は、転職エージェントを活用しましょう。
転職の軸における転職エージェントの活用法
転職エージェントは転職のプロですが、その一方で営業マンなので、
もちろん数字を追いかけています。
早く転職させたいし、出来れば自身に都合の良い企業へ行って欲しいと思っています。
そのことはしっかりと頭に入れて上手に活用して行きましょう。
転職エージェント活用のポイント
- 考えた過程をしっかりと伝える
- 近い事例を持って来てもらう
- 欲しい回答を明確に提示する
この3つをしっかりと意識して転職エージェントを活用すれば、
相手の言いなりになることを避けることができます。
なるべく良好な関係を築いておきましょう。
その方が良い条件の企業を紹介してくれますし、
親身になって話に乗ってもらいやすいです。
もし担当者が強引な方だった場合は、担当を変えてもらいましょう。
あなたに真剣に向き合ってくれない人に遠慮する必要はありません。
転職の軸で困った時のオススメエージェント
転職の軸を決めるのに、転職エージェントを使う際に重要なポイントになるのが、
求人数が多くてデータをいっぱい持っている。
もしくは自身の状況に近い人が使っているというこの2点になります。
- 求人数が多く利用データが多い
- 自分に近い状況の人が多く利用
オススメ大手エージェント3選
①リクルートエージェント
✔オススメポイント
- 求人数が業界No. 1好条件の人気企業の非公開友人を多数保有しています
- 転職利用者の約8割が利用。経験の豊富なエージェントが多数在籍
- 豊富なデータで、幅広い年代で、幅広いニーズに対応
②マイナビエージェント
✔オススメポイント
- 新卒生をメインにするマイナビは転職支援のサポートが充実
- 20~30代向けや第二新卒者向けの非公開求人を多数保有
- 若年層にはアドバイスの手厚さで人気があり、登録者数はNo. 1
③doda
✔オススメポイント
- リクルートと並ぶ転職業界の最大手で経験豊富なエージェントが多数
- 専任アドバイザーの手厚いサポートで転職者満足度No. 1
- 転職サイトと一体なので、個人での情報収集にも最適
転職初心者は以上の3つは必須アイテムとなっていますので、
登録忘れのないようにしましょう。
第3者目線を取り入れて転職を優位に進めましょう!
書籍・本
出典:転職2.0
「正しい転職の価値観」と「正しい転職の方法論」を知れば、
これまでの経歴に関係なく誰もが
〝我慢しない自由な働き方″を手にする事ができる書籍の内容本です。
出典:シン・サラリーマン
600ページを超える分厚い一冊ですが、
読みさすさもあってあっという間に読めてしまうので、
是非読んでみてください。
出典: 科学的な適職
海外論文を60本以上引用し、
幸福度が最大化される”適職”を科学的根拠に基づいた方法で
見つける術を紹介してくれる一冊です。
現職にモヤモヤしている人、就職・転職を控えている人、
仕事における幸福度を高めたい人は読んで下さい。
出典:転職の思考法
転職の鉄板本と言われる一冊です。
いつでも転職できる状態の人を1人でも増やし、人材の流動性が高まれば、
日本の社会が変わるという著者のメッセージも込められており、
働く全ての人の参考になる本だと思います。
会社が潰れても生きていける大人と、 生きていけない大人の2種類がいるとしたら、
両者をわけるのは何か?
それは、上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか。
タイトルにもあるように「このまま今の会社にいてもいいのか?」
と思ったら読んでみると良い一冊です。
ほかの本と合わせて読むとより深く理解できると思います。
出典:LIFE SHIFT
人生70年なら、一生涯は61万3200時間だが、
人生が100年なら、一生涯は87万6000時間と
人生100年時代では、大学を卒業してから80歳まで、
少なくとも60年以上は働いていくことになります。
長期的に働く事が当たり前になっていく世界では
「会社に自分のキャリアを守ってもらう」のでなく
「自分で自分のキャリアを守っていくこと」が必要になってきます。
「一社にだけ雇われ、退職金や年金だけで余生を過ごす」
という今までのキャリア観から抜け出す為にも、読んでおくべき一冊だと思います。
以上が私のオススメ本になります。気になる方や読んでみたいと思っている方は、
参考になりますので、ぜひ読んでみて下さい。